ナースパワー人材センターの独自派遣制度「応援ナース」
様々な働く場から、様々な働き方がある看護師という職種ですが、近年では看護師不足から応援ナースという派遣形態の働き方ができ、需要も増えてきました。今までもずっと問題として挙げられており、今現在もなお問題となっている看護師不足ですが、過疎化している地域などでは地域住民の高齢化に加え、医療もとても必要とされているのに病院や医師・看護師不足という問題がさらに深刻となっているのが現状です。
そのような地域の病院や、看護師不足に悩んでいる医療機関で短期的に派遣されるのが「応援ナース」です。就業から6ヶ月までの間という短期派遣なので、即戦力や技術はもちろん、高いコミュニケーション能力も求められます。
この応援ナースという派遣制度を独自に導入しているナースパワー人材センターには、「離島応援ナース」「都市圏応援ナース」「沖縄応援ナース」があります。
応援ナースの特徴としては、就業から6ヶ月というすごく短い期間で働くということから、退職金の支給などは一般的にないですが、一ヶ月のお給料が40万以上であったりと割りと高額なことが多く、またその地域に赴任をして働くことになるため、すぐに働くことができるよう寮などが設けられていたりなど待遇面が充実しているようです。
今では、病棟や外来のみならず、手術室看護師の応援ナースなど、特定の専門分野への看護師派遣が盛んに行われるようになっており、看護師不足に困る医療機関の問題解消に向けての動きは高まっているように思います。
看護師の離職率は未だ高く、看護師を各医療機関で確保する事自体が難しいため、即戦力となる人材を確保するということはさらに困難であり、特に人口離れが進んでいる地域などではますます問題となっていることはよくわかりますね。そのため、この応援ナースという派遣制度は注目され、今後とても重要な働き方になってくるように思います。
同じ場所で学び続ける、日々同じ看護の繰り返し…ということにマンネリを感じてしまっている看護師の方々は実は結構いるようです。新しい経験をしたい方や、自分のスキルアップのため、力を試したいと思う方は挑戦してみると、新しい看護観・看護の世界が広がるかもしれません。
そこからまた、看護の良い面を発見できていくと、より充実した看護師生活になりそうですね。ぜひ、チャンスがある方は、選択肢の一つとして考え、医療に貢献してみてくださいね。
