看護師 派遣（単発） | 医療機器メーカーのお仕事

医療機器メーカーで働く看護師の場合、求められるのは商品開発のための意見やアイデアです。単発派遣の看護師として働く場合は、特に現場で培った意見を取り入れてよりよい商品にブラッシュアップするために求人が出されている可能性が大きいため、その商品が活用されそうな職場で働いていた経験者を採用する傾向にあるでしょう。

たとえば体温計であれば、内科や小児科など患者の体温を測定する機会の多い病院での勤務経験者を優先して迎え入れるはずです。逆に、普段あまり使用しないであろう耳鼻科や眼科などの看護師はこの場合不利です。よって、エントリーする前にはそのメーカーがどんな製品を多く手掛けているかをリサーチしましょう。そして、自分の経験がどのように商品開発に活かされるかをイメージして企業にＰＲしましょう。

医療機器メーカーで働く看護師は、病院で働く看護師たちとは全く違った勤務体系をします。たとえばそれまで、手早い応急処置を評価されていた人が同じように活躍できるかといえばそうではありません。必要な能力として一番に挙げられるのは、コミュニケーション能力です。医療業界での勤務経験がなく、現場の動き方を見たことのない企業の人たちに、自分が行なってきたことや状況を説明し理解させる必要があるからです。ただ商品開発のために意見を出せばいいというものではありません。意見には根拠がなければ、商品開発が進んでいかないのです。ときには資料をまとめて欲しいと言われるかもしれませんし、発言を文章にして提出するよう要求されるかもしれません。そういった意味では、パソコンスキルも必須です。

単発派遣勤務の場合、限られた時間で相応の結果を出すことも求められるため、スピードも必要です。よって、実際商品開発で測定数値などをまとめたりするのに、エクセルなどを使って手早く表計算ができるともしもの時に便利です。また、比較的職場での行動が自由なことから、「次に何をすれば自分の経験がより役立つか」を自分の頭で考えて企業側に提案できると重宝がられるでしょう。限られた時間で、どれくらい商品開発に反映しうるパフォーマンスが期待できるかを見ています。求人募集自体はさほど多くないので倍率は高めです。医療機器メーカーでの単発求人を見つけたら、すぐに企業情報の調査と自分の経験を振り返って効果的なアピール方法を探してみましょう。